現在所持している銃はレピーター、オート、ボルトの3挺です。
まず用途を含めて簡単に紹介します。
■レピーター
12ゲージのレミントンM870です。元銃身:26インチリブバレル
替え銃身その1:ドットサイトをのせたスカウトマウント付きのスムースボアバレル
替え銃身その2;スコープをのせたカンチレバー付きハーフライフルバレル
ドットサイトがバレル側にのっているので、バレルを交換するだけでクレー、鳥、シカ(近距離~) シカ(遠距離~)で使い分けることが可能です。ただハーフライフルバレルは肉厚なのでとても重たく若干ながらストレスを感じますね。またスカウトマウントは12本のネジでシッカリバレルを挟み込んで取り付けてありますが、バレルは鳥撃ち用の軽量なものなので射撃場では熱くなりすぎないように気を使って撃つ必要があります。またマウントの裏側に入った砂や泥、湿気を除去することが難しいのも気がかりではありますね…! とは言っても昨年から使用していますが、運用上問題はまだ発生していません。とても良いバレルです。
■オート
12ゲージのベネリM2です。26インチ交換チョーク式リブバレル
クレーはリブでないとまともに撃てないので光学をのせたくないところがあります。写真に写っているリブマウント+ドットサイトも手放してしまいました。
■ボルト
12ゲージのサベージM210です。スコープがのっています。ハーフライフルボルト+スコープなので射程距離が長く遠くにいるシカが撃てますね。
■これに何を追加するの?
さてこれにもう1挺追加するわけですが、用途は狩猟です。
つい先日、ぼくが今まで探し求めていた銃が見つかりました。
この類の銃はめちゃくちゃレア物だと思います!!同類の銃は以前12ゲージのSKBオートを見かけたことがありますがそれっきりでした。

そのオートというのがこちらですね。GBさんで売りに出されましたが即売れてしまいました…。
今回増やす銃は
「レミントンM1100」の20ゲージモデルです。
え? レア物? 「中古市場では指三本に入るレベルで大量に流通してない??」と思われた方も多いかと思います。M1100自体は中古銃としてかなりの数が出回っています。ではなぜM1100を手に入れようと思ったのか?
■カンチレバーマウント付きスムースボアバレルだから!レアなのはこのバレルですね!購入に至る決め手でした。読んで字の如くただの平筒滑空銃身にカンチレバーマウントがついているものです。上記のSKBオートも同じスムースボアバレルになります。この類のスムースボアバレルはハーフライフル(海外ではFully Rifled Barrel)がメジャーになると世の中から消えていきました。当たり前といえば当たり前です。ハーフライフルでサボットスラッグを撃つ方がスムースボアでライフルドスラッグを撃つよりも射程が長く精度を期待できますからね。今でもカンチレバー付スムースボアバレルはないというワケではないのですが、ターキーハンティング用の交換チョーク式だったりしてもっぱら散弾用、日本でも流通はないようです。
■カンチレバー付きスムースボアバレルのメリットまずカンチレバーマウントはバレル側に光学をのせるのでレシーバー⇔バレル間のガタ付きを考慮する必要がなく高い精度が期待できます。そしてスムースボアバレルのメリット…の前に日本におけるハーフライフルバレルのデメリットを上げます。「日本ではサボットスラッグが高価」ということです。海外ではそれほどサボットスラッグは高くはないのですが、日本では安いものでも400円前後となかなか良い値段がします。それと比べてレッドバードのライフルドスラッグは265~280円程度と300円もしません。レミントンカッパーソリッドやフェデラルトロフィーカッパーと比較すれば半額以下の値段です。50m程度ではサボットスラッグもライフルドスラッグも命中精度に差がありません。いわゆる"内地"ぼくの場合は杉山…意外と50m程度の出会いが多いです。
「ハーフライフルまではいらないけど光学はのせたい…!」という人もそこそこいらっしゃるのではないでしょうか? 少し遠い木化けシカを撃つ場合はアイアンサイトでは難しかったり…なんてこともあります。サドルマウントでは精度が期待できませんし、メンテナンスが難しくなります。マウント直付は穴を開けないといけないから嫌だ…。なんて人もいるでしょうね。
このカンチレバー付スムースボアバレル……いくら探しても見つからなかったので、M870では鳥撃ち用のロングバレルを銃砲店にて24インチまで短くしてもらってスカウトマウントベースを取り付けました(執念)

リブにドクターサイトを取り付ける加工をした人、銃砲店で普通のスラッグバレルにカンチレバーを取り付けてもらった人、後付カンチレバーを取り付けた人、マウントをレシーバーに直付した人…。いろんな方がスムースボアスラッグガンに光学機器をのせる為に工夫されていますね。
■20ゲージモデル重くて有名なM1100ですが、今回購入するのは20ゲージモデルです。その重さ3100グラム!軽量なドットサイトなら+100グラム前後、30mmショートスコープをのせたとしても3600グラム程度でしょう。山を何時間も歩き回るぼくのようなスタイルでは軽い銃はストレスが少なくてベリーグッドです。20ゲージなのでリコイルが軽いのもグッド!! 20ゲージスラッグはストッピングパワー不足とも言われることがありますが、ぼくはMSS-20を使いシカやイノシシを撃ちましたがそう感じることはありませんでしたね。
■M1100はそこらにゴロゴロしてる故障した場合でもM1100を修理できない銃砲店は少ないのではないでしょうか? さらに20ゲージモデルとはいってもM1100です!純正、サードパーティパーツも豊富でしょう!木製ストックなのでガンスキンでも貼りますかねー!スコープかドットサイトどっちをのせるべきか迷います…!軽さを重視した1インチショートスコープもいいし、鳥も撃てるドットサイトもいいなぁー迷う!!
■射撃とハンティングでは…あとは実射してからの性能次第ではありますが、特に問題はないと思います。スムースボアxライフルドスラッグなのでシカバイタルなら60m弱まではイケると思います。同じ20ゲージのMSS-20なら100m先でも狙うことが可能でした。MSS-20ほど精度は良くないのは間違いないですが、重くマガジン1発のボルトアクション式MSS-20に比べて、カンチレバー付M1100は軽くて連射が利き、3発まで使える長所があります。

これはM870を使い50m委託でライフルドスラッグを撃った時のターゲットです。この位まとまってくれれば十分なのですが…!!!
■特徴のまとめ【カンチレバー付きレミントンM1100 20ゲージモデルの特徴】・バレル(光学)にレシーバーとのガタがない・銀ろう付けスチール製カンチレバーなので剛性が高い(マウントからズレる心配がない)
・安価なライフルドスラッグを使用できる(たくさん練習できる)
・散弾が使用できる(クレーも鳥でも撃てる)
・20ゲージなのでリコイルが軽い(フリンチングも起こりにくいでしょう)
・M1100はパーツ流通が多い(壊れても修理パーツが入手しやすいでしょうね)
・オートなので連射はできる(あまり連射はありませんが、早いのは嬉しいですね)
・装弾数が1+2発(MSS-20が1+1だったのでマシかな?)
・軽いは正義(野山を闊歩するなら軽い方がいい!)
ただカットオフ等の最近の機能はありませんね…。
またM2と違ってガス圧利用なのでお掃除も大変そうです。
愛でカバーしましょう。許可は少し先になります。今年が更新なのでそれにあわせて行なう予定です。
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にほんブログ村あと新しい"猟具"が昨日手元に来ました。
前のJB23は中古だったので割りと枝とかキズは気にしませんでしたが…。
逆に汚したくないですねw 林道走る用で剪定バサミでものせておきましょうw
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