Leupold VX-Freedom 1.5-4x20 インプレ

リューポルド VX-Freedom 1.5-4x20 モデルのインプレです。レビューは運用後に行ないます。
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■VX-Freedom シリーズ
リューポルド2018年の新製品『VX-Freedom』
VX-1/VX-2の後継として登場しました。
ラインナップは1.5-4倍、2-7倍、3-9倍


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今回購入したのは1.5-4x20のショートスコープです。

公式ページより
・重量:272g
・アイレリーフ低:106mm
・アイレリーフ高:95mm
・375H&Hのリコイルにも耐える
・デュプレックス/PIGPLEXのバリエーションあり
・Twilight Light Management System
・Scraich Resistant Lense


■VX-1との違い
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パッと見デザインの変更は
・ターレットカバーのデザイン
・ウィンテージ、エレベーションノブのデザイン
・パワーノブのデザイン
・ザラザラとしたマット塗装
・Lのゴールドメダリオン⇒レーザー刻印


以前使用していた同社のVX-HOGはパララックス75ヤード固定でしたが、VX-Freedomには『parallax:none』とカタログやHPに書いてあります。どういう意味なのかよくわかりません。教えてエロい人!!




■アイレリーフとパワーノブ

指先⇔親指のツメが一番目を離した時の長さです。これ以上離れるとケラレが入り込みます。

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・1.5倍のアイレリーフ カタログデータでは106mm
アイボックスもアイレリーフもかなり余裕があります。咄嗟に銃を構えても扱いやすいでしょうね。ドットサイトに近しい運用ができます。

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・4倍のアイレリーフ カタログデータでは95mm
12番スラッグでも問題なく使用できる長さがありますね。サイトロンTR-X1.25-4.5x24は高倍率時のアイレリーフが78mmと短く12番スラッグを撃つには短かったですね。アイボックスは狭めで左右に動かすと割りとすぐケラレが出てきます。良く言えば真っ直ぐスコープを覗きやすい…ですかね?


・パワーノブ
パワーノブの稼動範囲がチューブ径の1/4程度と短く、回転も重すぎないのでストックを肩につけたままでも左手で簡単に操作ができそうです。VORTEX CrossfireⅡは重くはないのですが、1/2回転近く回さなければ1倍⇒4倍にできないのでワンアクションで回転させることがやや難しく感じました。またVX-1はチェッカリングが施されただけのものでしたが、新デザインのパワーノブは起伏の激しいギザギザなので濡れた手袋をしたままでも扱いやすいでしょう。




■1.5倍のサイトピクチャー
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1.5倍とありますが、かなりドットサイトに近しい運用ができるでしょう。True1xではありませんが、True1xで目立ちがちな歪みも少ないですね。イルミネーターはないので暗い場合は若干視認性が落ちますが、デュプレックスレティクルなので曇り、日の出直後や日の入り前にシカを狙う場合程度なら問題はないでしょう。



■4倍のサイトピクチャー
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4倍にして海上ブイにあわせる

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1.5倍時がこちら




■超近距離
運用することはありませんが、2m以内でもピントは合います。
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こちらはブッシュネル1.5-4x20ですが、像は若干大きく見えます。
明るさはVX-Freedomの方が明るいですね。




■総括
まず1インチショートスコープ最大のメリットはその軽さにあります。30mmショートスコープの場合割りと軽いモデルでも400グラム程度で、通常よくあるものは500~600グラム前後はあります。重量級は700グラム近くありますね。それに比べて1インチショートスコープは272グラムと半分に近い軽さです。この軽さならレシーバーに直付したマウントやカンチレバーマウントにのせても安心できますね。そしてショートスコープなので取り付け範囲が広く、MSS-20のようなロングアクションでも2ピースマウントに問題なく取り付けすることができますね。以前使用していたVX-hogはやまくじ氏の所に嫁にいってしまったので見比べることができませんが、パワーノブの操作性が向上しているのは嬉しいです。(外装が変わったからかVX-hogは230グラムなのに対しVX-Freedomは40グラム程度重くなっています。) レンズはカタログ曰く【Twilight Light Management System】という新しいコーティング(ハイコントラストで透過率が高いコーティング、VX-3iにTwilight MAX Light Management Systemというコーティングが施されていることからその廉価版でしょうか?)が施されているようで運用が楽しみですね。【Scraich Resistant Lense】というキズに強いコーティングも追加されているようです。デザインについては良く言えばスタイリッシュに悪く言えば安っぽくなっていますが、これは好みがわかれますね。ぼくは好きですよ!値段は29400円(税+送料込み)とお手頃価格で購入することができました。将来的にはM1100にのせる予定です。


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リングは同社のPRW LOWを使用する予定です。はやく銃にのせたいですね!




2019 1月追記

射撃場で使ってきました。

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サイトピクチャー


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50m 1.5倍

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50m 4倍

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100m 4倍




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「ところでどうしてスコープ覗いてる写真が海なの?」と思われた方もいるかもしれませんね。実はこの日ルアーフィッシングデビューをしました!今までは投げ釣りや銅突きでカサゴやキス等をたまに釣りにいっていましたが、ルアーの方がゲーム性があって楽しそうと思っていました。イニシャルコストは16000円ほどでしたが楽しめそうです。近くにある沼や池にもブラックバスが釣りにいけますね!実はそっちの方を楽しみにしていたりします。気軽に楽しめるアウトドアスポーツが増えて嬉しい限りです!
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