犬なし単独忍び猟 出猟ログ
ついにスタートした8年目!
昨シーズンより狩猟ブログらしく出猟ログも残すようになりました。「シカとれました!」「イノシシとれました!」って特に珍しいことでもないし別にいいかなぁ なんて思っていましたが、なんかハンティングギアや装備の話だけだとネタ切れになってしまうので書くことにしましたw 今シーズンも淡々と残していきます。
出猟ログ 11/3 晴れ 
日の出前、車から50m程度坂を登った場所で日の出を待ちます。狩猟マップに記された日の出時刻と当日の日の出時刻には数分の誤差があるので最低でも+5分してからスタートしています。GPSをオン、ドットサイトの光度をチェックしてからゆっくりといつものルートを辿っていきます。

今年は心なしか紅葉が鮮やかに感じます。さらに若干早い気がしますね。毎年11月上旬は全然紅葉していなかった記憶があるのですが、きれいに色付いていました。
最初のポイントに到着しました。昨シーズンはよくシカにあったポイントです。尾根から顔を出す直前に弾を込めます。「いない…か?」 周囲を警戒していると「キャン!キャン!」とシカの警戒音が響きます。双眼鏡で注意深くチェックしていると…いました。シカが薄暗い杉林に立っています。毎年のことですが、最初の1頭目は緊張しますね。急斜面なので足場も悪く委託するものがないので立射です。「BANG!!!!」 シカは元気よく走り去っていきました。そう遠くはなかったはずですが…残念でした。弾を抜いて薬莢を拾います。
このへんだったかな? 少し登ってシカのいたところをチェックします。血痕はなし 完全に外してしまったようです。斜面に腰を下ろして肩を落としていると…「ガサガサ…ジャラジャラ…」と草の揺れる音、斜面を転がる石の音が聞こえます。じーっと警戒していると…のそのそと
黒い物体が移動しています。「マジか…初日からイノシシとはな…」震えますね。距離は20m程度、こちらにも気づいていません。ゆっくり静かに弾を装填し引き金を絞ります。外すわけないと思っていましたが、地面に着弾するのが見えました。「んなアホな…!」イノシシは走り去っていきます。二の矢は撃てませんでした。座った状態で安定して据銃できていましたし、さらに20m、理想的状況でした。泣きそうでしたね…w 少し坂を下って確認しますが血の跡なし。初日からシカに会いイノシシに会いどちらも棒立ち…そしてどっちも外すというね…。
気を取り直して(取り直せてない)坂を登り直してスマホをいじっていると…「ガサガサ…ジャラジャラ…」と尾根の反対側から音が聞こえます。「まさか…シロハラとかだろう…」くらいの気持ちで覗くと別個体のイノシシがいます!「なんでこいつ銃声で逃げてないんだ シカに1発 イノシシに1発撃って なんでまだいるんだ?」とも思いました。こんなことを経験したことはありませんでしたからね。しかも距離は5~6mでこちらに警戒もしていない。もう外すわけないじゃないですか?狙いを定め…
「カチン!!!」うん、たまにやっちゃうんですよね ハイ 装填忘れてました。響く金属音、走るイノシシ!セカンドチャンスなし!
朝から午前中に会ったのはシカ、イノシシ、イノシシ…こんなことはありません。確変状態!バーゲンセール!タイムサービス!そしてすべて無警戒状態 もうね こんなに悔しい思いをしたことはありませんでしたw でもまだ午前中です。気を取り直して(さっきより悪化)移動を開始します。
最後に凡ミスで逃がしたイノシシを追うようにトラバースしていきます。1時間も移動していない時です。5m程度下、木の根で若干オーバーハングしている低いガケの下から「ガサガサ…ジャラジャラ…」という音が聞こえてきます。この山でずっとガサガサやってる動物はヤマドリ、シロハラ、イノシシが多いです。シカって意外と静かなんですよね。弾倉2発、薬室に1発を装填し、セイフティ解除を確認し、ドットサイトの光度もチェックします。鼻の下を伸ばしてオーバーハングの下をのぞこうとすると…。いました…。小さいですがイノシシです。お尻をこちらに向けています。もう外せない…!たのむぞオレ!もう次はないからな!!
「ズガァーン!!!」ゴロっとお腹を見せるイノシシ 「よっしゃ!!」と思った瞬間です。
「ドドドドドドドドド!!!!!」いるいるイノシシ 小さいのも含めて6~7頭はいます。フォアエンドを後退させ2発目を薬室に送り込み。
「ズガァーン!!」ゴロゴロゴロ…。ひっくり返るイノシシ。
※閲覧注意
イノシシの写真 その1イノシシの写真 その2イノシシ2頭!!!!最初外したのはチャラ!!!サイズは小さいですが、持って帰るにはちょうどいいサイズです。その場でバラしたら、お墓掘って一度車まで戻り肉をボックスにいれます。さて初日…日没まではかなり時間もあります。せっかくなのでフルタイムで山を回ることにしました。再アタックです。

風景がいい尾根で食事にします。お昼ごはんは1分早ゆでパスタとレンメルコーヒーです。イノシシ2頭をゲットして優雅な昼食ですね。レンメルコーヒーはコーヒー豆を直接水に入れてボコボコと沸騰させて飲むコーヒーです。5分ほど置いておくと豆が沈殿して飲めるようになります。ぼーっと風景を眺めながら沈殿した豆を揺らさないように飲むコーヒーは最高ですね。
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VPS荷物をまとめたらさらに山を登りポイントに到着。ココもイノシシやシカと会ったことがある場所です。「ピー!」と聞こえる警戒音。双眼鏡で雑木林の中をチェックしているとオスシカが飛び出してきました。銃を構えますが木が多くて撃てません。ドットはシカを追いかけ続けます。するとシカは一瞬立ち止まりました。チャンスとばかりズドン!。反応なし…外れたか?と思って見ているとノソノソと歩いています。どうも半矢のようです。こうなった以上逃がすわけにはいきません。杉の木に肩を委託して引き金を引きます。反応なし…。さらに1発、もう1発…。座ってちょうどあった切り株にフロントレスト撃つ!撃つ!外れる!外れる!再装填をして6発…。さすがのリロ氏もやっと異変に気付きます。「あっ…コレ、ドットサイトがおかしいんだ…」 動きが鈍くなったのでナイフで仕留めることができました…。
※閲覧注意
オスジカの写真 その1オスジカの写真 その2オスのシカです。オスは臭い個体が多いですが、コレは割と臭いませんでした。後足の付け根に着弾して銃創から腸が少し出ています。
そこそこ酷使してきたHOLOSUN HS403Aにも異常が出てきたんでしょうかね…?このバレルは別のドットサイトで再ゼロインするまではお休みです。じゃあなんでイノシシにはあたったの?という話ですが、その時は超近距離でしたし、下手な腕が少し補正してくれていたのかもしれませんね。いろいろありましたが、実績としてはイノシシx2 シカx1と大猟!たぶん移動と墓掘ってる時間の方が長かったそんな1日でした。
晩ごはん
最初のお肉は塩コショウでシンプルに味付け、素材の味を楽しみます。イノシシのモモ肉とハツです。
たまらないですね。

さらにこちらは豚キムならぬ猪キム

小さいイノシシは骨付きのままグリルでじっくり
思いっきりワインこぼしてますw
脂がのっていないアスリート体系イノシシでしたが、ジューシーでとてもおいしかったです。
ひとこと特異日でしたねー 何といっても1発撃ってるのにイノシシは逃げていなかった、そのイノシシがびっくりして逃げた後で、ほとんど同じ場所にもう1頭いたなんて…。銃声にびっくりして遠くに逃げてしまうのが当たり前でしょうが何を思ったのか逃げていなかったみたいです。ほんと変な1日でした。あとシカとイノシシって山であった時はどうしてるんでしょうね? シカとイノシシがいた場所もほとんど同じ場所だったんですがね…
もちろん日曜日もいきましたよ。ですが、シカのお尻すら見えず、警戒音も聞こえず…発砲なし どうも定休日だったようです。しかし珍しい動物に会えました。アナグマです。しかも穴の中に2頭いました。去年は1頭だけ獲れましたね。

うーん これは撃つ勇気ないですね…。フェアじゃないとでもいうべきでしょうか? といっても彼らは命懸けで生きてますが、ハンターは所詮道楽なのでもともとフェアではないですね。強いていうなら「流儀に反する」でしょうか?ぼくは楽しくて趣味でハンティングやってますが、これを撃って獲っても楽しくないです。次は巣穴の外で11/15以降に会いたいところですが、この巣穴周辺は休戦エリアとしておくとしましょう。

家族なんでしょうか?

この巣に気付いたヒントがタメフンでした。観察していると岩の下からクシャミが聞こえたのでニンゲンに気付かれてしまったわけですね。この赤いのはなんでしょうかね?

なんとなく撮った1枚 冬の山大好きです。今年も安全に楽しみます!!
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