レミントンM1100 LT-20 ハーフライフルのインプレです。
レビューは猟場でたくさん使ってからアップしますね。
こっちもみてね↓↓M1100について書いてますので
参照:「「はじめての猟銃にどれを選ぶべきか?」みたいな話ありますよね? 」
レミントンM1100 LT-20 ハーフライフル

言わずと知れたレミントンのロングセラーオート
20ゲージレシーバーのライトウェイトモデルです。
ハスティングバレル

このM1100についているバレルはフランスのハスティングス社製バレルです。レミントン純正カンチレバーマウントと違ってワンピーススチールベースの銀ろう付けで剛性が高いのが特徴ですね。元残しのハーフライフルバレルでかなり肉薄ですが、サボット弾に対応しています。バレル下部をよーくみるとウィンチェスターBRIホニャララ(かすれて読めない)と文字が掛かれたシールが貼りつけられています。その弾を使うようにという意味でしょうか?文字がカスレててよく見えませんが、地元銃砲店が扱ってる弾はフェデラルの鉛サボットなのでそちらを使用します。
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こちらはレミントンM870用ハスティングバレルですが、「レミントンカッパーソリッドは使用しないこと!」的な文言が掛かれています。M1100のバレルもかなり薄いので銅弾の使用はやめておきましょうかね…。たぶん大丈夫とは思うんですが心配性なもので
剛性が高いマウントベース

前述の通りハスティングバレルはアルミベースネジ止めのレミントン純正カンチレバーマウントと違いスチール製でワンピースベースをバレルに銀ろう付けしてあります。スコープはVORTEX CROSSFIRE2 1-4x24、リングはLeupold PRW LOWリングで、スコープとリング合わせた重量は500グラム弱です。シナリはほとんどなくガッチリ取り付けられていて安心感はとても高いですね。
銃も反動も軽い
M1100は重くても有名な銃ですが、こちらは20ゲージレシーバーの軽量モデルです。500グラムのスコープをのせてもかなり軽く感じますね。最近持ち歩いているのがサベージM210なのでさらに軽く感じます。フェデラルの20ゲージ鉛サボットも普段12ゲージ新型レッドバードライフルスラッグやフェデラルの銅サボットを撃っているので反動がかなりマイルドに感じます。ありがたいですね。
重たくて固いボルト
ベネリM2はボルトがかなり軽いのでそちらに慣れてしまっているのでレミントンM1100のボルトはかなり固く感じますね。またなかなか金属音がウルサイです。ボルトは引きやすいようにサードパーティ製に交換しました。いく分か使いやすくなりましたね。(上写真のボルトハンドル参照)
カットオフはないが…。
M870はボルトを4/5程度開けばマガジン内の弾を上げずに薬室内の弾だけを抜くことができました。さすがはM870の従妹ということあってM1100も同じように4/5程度ボルトを開ければ薬室内の弾だけポロリすることができます。カットオフ機構は備えられていませんが、これができるのはありがたいです。
マガジンからの脱包方法もM870とだいたい同じ
操作性は若干劣りますが、ほぼほぼM870と同じように弾を取り出すことができます。ベネリM2は脱包するのに行程が多いですがM1100はM870と同じように弾を抜くことができてありがたいですね。
金属音がなかなか大きい
忍び猟をする上では装填脱包が多いので金属音が大きいのは少し痛いです。使い方になれて手早くスムーズに最小限の音で装填できるようになるしかないですね。
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掃除がウルトラスーパーファンタスティック大変
ガスオートは今回初めて手にしましたが…。マガジン回りのガスオペレーション機構がとにかく汚れる汚れる!さらに金属パーツは構造上仕方ないのか鋭く手を切りそうになります。イナーシャボルトのベネリM2は汚れる場所がボルトまわりとバレル内くらいで掃除が楽チンでしたが汚れる部品点数が多いM1100は3倍時間が掛かります。ハーフライフルなので鉛を落とす作業がない分まだマシですね。
グルーピングについて
使用する弾はフェデラル製鉛サボットスラッグです。青い箱のよくあるやつですね。
50m委託CtoCは7~8cmで思ったより散る印象でした。サベージやMSS-20と比較すべきではないのはわかってますが、M870でライフルドスラッグを撃つのと同じレベルなので「まぁこんなもんか…」といったところですね。以前の記事で「50mではライフルドスラッグもサボットスラッグも精度に大差ない」と書きましたが本当に大差ないです。どちらにせよシカのバイタルは十分狙っていける精度はあるのでモーマンタイですがね。
100m委託
高いサボットスラッグ弾を使うハーフライフル銃の存在意義は100mを狙っていけることです。こちらは紙的の写真が残っていたのでアップします。委託で真ん中のオレンジ●に狙いを定めて撃ったターゲットです。20cm程度でまばらに散る感じですね。ドロップは10cm~20cmといったところでしょうか。こちらも当たり前ですが、サベージほどまとまりません。まとまるわけがないし、まとまってたまるかといったところです。でもシカの前足肩甲骨を中心に20cm程度上を狙えば十分ダウンさせられる精度はあるようです。
まとめ

そうですねぇ 評価するとすれば
「ボチボチ」「まぁまぁ」「soso.」といったところでしょうか。M870ほど操作性はよくないですが、剛性の高いスチールマウントに重量のあるスコープをのせられるのはかなりいいですね。サベージM210と命中精度を比べるべきではないですがそれなりに散ります。でも100mまでのシカなら十分狙っていけるでしょう。メンテナンス性についてはベネリM2と比べられないほど大変ではありますが、堅牢なつくりでM2で起こるような不発は少ないでしょうね。脱包が楽なのもグッドです。
ハーフライフルなので散弾やバックショットは使用できませんが、銃は軽く、リコイルの少ない弾が使えて、100m先のシカまでなら狙っていける。ボルトやレピーターと違って連射もできる。使用感もM870に近いところもある。さてさてM1100はどう使っていけるかな?あとはフィールドで使ってみてどんな不満やメリットに気付けるかといったところです。
M1100に後付けしているモノ
見ての通り既にノーマルではありません。ちょっとしたパーツ等を追加しているので紹介しますね。
ガンスキンこちらは防水ビニールの保護シートです。ヒートガンやドライヤーを使用して貼り付けていくものです。ただのシールではなく多少の厚みがあり防水で引っかき等にも強いです。バレルに貼り付けて錆防止に、木製ストックに貼って傷防止として使えます。
ブラックホーク チークパッド7年ほど前に買ってタンスの肥やしにしていたチークパッドです。取り付けは標準のヒモではなくスリングスイベルを左右から挟み込むようにしてインシュロックで固定してあります。前後2か所固定ですね。緩む心配もなくガッチリ固定できるのでヒモよりもインシュロックでの取り付けはオススメですよ。
コンバットボルトハンドル純正より大きなボルトハンドルは操作性を高めてくれます。
こちらのパーツは12ゲージモデル、20ゲージモデル共通のようです。
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