201903追記参考記事『無言の単独忍び猟装備紹介』装備は日々改善されていきます。この記事で紹介している装備からも少し改善されました。この動画で紹介している装備が現在の最新バージョンです。一人称で撮影しているので使用感がイメージしやすいかなと思います。『無言の単独忍び猟装備紹介』でも細々した解説を書いているのでチェックしてみてください。

装填用シェルホルダーとナイフはチェストリグではなくスリングバッグにつけてあります。
※この写真は去年のものなのでまた違いますね…w 時計はチェストリグに、ナイフはコールドスチールミニタックスキナーが直接取り付けてあります。↑↑動画参照
狩猟の装備は本当に人それぞれで見ていて面白いです。特に同じ忍び猟をしている狩猟者の装備は興味深いですし、参考になります。今回は8シーズン目のぼくの装備を紹介します。
忍び猟 装備紹介 その1
ぼくの狩猟の装備では取り出し易さと脱落紛失し難いことを重視し、優先順位の高いものだけをすぐに取り出せるようにしています。まず現状の装備で即時取り出せるギアはこんな感じです。
チェストリグ・獣用スラッグ
・鳥用バードショット
・サングラス(眼鏡ケース)
・レーザーレンジファインダー
・スマホ
・モバイルバッテリー
・スコープ、双眼鏡、サングラス用マイクロファイバークロス
・腕時計
スリングバッグ・獣用スラッグ
・鳥用バードショット
・小型シースナイフ
カラダ・双眼鏡
・GPS
・リストコンパス
以上が棒立ちした状態で取り出せるギアですね。詳しく紹介していきます。
チェストリグ
チェストリグというと軍隊用やサバゲ―用のイメージが強い狩猟者が多いと思いますが、ベストと比べてもカラダにフィットさせることができるので走り回ったり重いものを入れても装備に振り回されず安定感があります。ベストと比較してもサスペンダーのように露出も多いのでオレンジジャケットとの相性が良く視認性も維持しやすいです。
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ぼくが使用しているチェストリグは
ファーストスピア モジュラーチェストリグ スプリットフロントのマルチカムカラーです。ただこちら絶版なのか国内ではなかなか見かけません。前開きなので厚着をしていてもストレスなく着脱できます。かなり軽くてタイトに作られているチェストリグですね。MOLLEポーチが取り付けられてはいますが、MOLLEではなく6/12システムという独自規格のインターフェースです。見かけによらず頑丈でフラットなので装備への引っ掛かりもすくなくてかなりグッドです!軽いですが、カラダにピッチリフィットさせることができるので重い装備をつけてもダレることはありません。

6/12システムは一見すると簡単に裂けてしまいそうだが、引き裂きにかなり強い。実際6年近く酷使しているが裂けは皆無。安物のMOLLEは糸が解れてすぐダメになる。
ストラップは薄くてフラットなので据銃もスムーズに行えます。よく見ると左右非対称ですが、これは右側を完全なフラットにしたくて元々あったカラビナ等を下げる縫い付けを切り落としているからですね。


ペラペラだがかなり頑丈 プルが変わらないので薄いモノが好きです。
チェストリグの中にはハクキンカイロをいれています。左右にいれればかなり温かくなりますね。


本来モノを入れるためのスペースではありませんが、薄いハクキンカイロ程度なら入れていても邪魔に感じません。

この位置にいれるとおなかがあったかくなります。
こちらは前開きになっていない同社の安い方のモデルです。まだ国内在庫ありますね。前開きにはなっていないので厚着をしていると着脱が若干大変ですが、逆に言うと前開きのスペースがなくMOLLEポーチを取り付けられる範囲が広いのでポーチの位置にコダワリたい人にはいいと思いますよ。
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弾を取り出す
取り出し易さと脱落紛失しないようにするために使用しているホルダーです。詳しくはこちらもご覧ください。
参考:装填用と携行用シェルホルダーについて紹介するのは今シーズンに考えた12番、20番に対応した抜きやすく、戻しやすく、脱落紛失しにくいホルダーです。

使用するのはこちらのありふれたMOLLEポーチです。ファスナーで開閉するものですね。
まずポーチの内側にベルクロメスを貼り付けます。


こんな感じでいいですよ。

12番用はタックスターのサイドシェルホルダーを使います。
こういった安い樹脂製ホルダーでもいいと思いますよ。樹脂製ホルダーは取り出し易くサッと戻せます。
裏側はこうなっているので

ベルクロオスをペタリ

20番用は
FABディフェンス SH-6どちらもベルクロオスを貼り付けてこのようにします。


それをポーチの内側に貼り付けます。ベルクロは引き剥がしには若干弱いですが、東京フ〇ンドパークでもわかるように上下左右への引っ張りにはとても強いのでホルダーごと無くしてしまうことはまずありません。

12番
20番

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猟場を歩き回る時はファスナーを開けっ放しにしていてもホルダーがガッチリ抑えているので脱落することはありません。樹脂製ホルダーなのでスッポ抜け落ちることはありませんし、ポーチの中で管理するのでさらに脱落紛失しにくくなります。

そのままファスナー閉じることもできます。チェストリグを外したり、車両で移動するときはこの方がいいでしょう。

このホルダーは即応性がかなり高いですね。例えばガサガサと尾根の反対側から音がしてシカと思ってスラッグを装填し尾根の反対側を覗いたらヤマドリだった場合、すぐにバードショットに切り替える必要があります。その場合でも抜いたスラッグをポーチにコロンといれてバードショットを抜き装填するだけです。瞬時に切り替えができますね。ベルクロフラップ式と違ってバリバリ音がしないのもグッド!

この12番、20番どちらにも対応できるホルダーポーチはベルトやベスト等ポーチを取り付けできさえすれば運用することができます。何かを自分で作る必要はなく作業としては粘着シートタイプのベルクロを装備にペタペタ貼り付けるだけです。汎用性が高いので是非オススメですね。
外側のMOLLEにはチープカシオ
参照:冬装備での時計について
8年目の装備を運用してみて その1
MOLLEベルト、MOLLEベスト、いろんなチェストリグを使ってみて結局このファーストスピアに戻ってきました。買ったときは高く感じましたが、チェストリグのようなベースとなる装備に関しては妥協をせず良いモノを買った方がいいかなと改めて実感しましたね。
弾の抜きやすさ、戻しやすさ、脱落紛失のしにくさについてはこのブログで何度も書いていますが忍び猟をする上ではとても重要なポイントだと思っています。去年まではHSGI ショットシェルトレイ初期型のみでしたが、今期からは上記のようなホルダーポーチも追加してさらに良くなりましたね。ぼくは「これ以上に使いやすい装備はないな…改善し尽くした」と毎年思いますが、毎年全く同じだったことはありませんでしたね。来年も今日と同じことはないと思います。装備の改善をすることも狩猟の楽しみ方のひとつでもありますからね!
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追記:8年目の忍び猟装備紹介 その2
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