超オススメ!猟銃にドットサイトやスコープをのせる方法
追記:202003大きな問題がありました。後日追記します。
結論だけ先に書くと、この方法でバッチリ取り付けるには条件があります。
『ドクターサイト2plus 3.5MOA インプレ』でも紹介した
吉田銃器さんのGROOVEキリカギ施工が超オススメなので記事にしました。
猟銃にドットサイトをのせたい
そう思っている狩猟者は多いと思います。そして悩みも多種多様です。
『猟銃にドットサイトをのせたいけど、どうすればいいの?』
『持ってる散弾銃に合うマウントベースが国内流通していない』
『持ってる散弾銃に合うマウントベースがそもそもない』
『リブにつけるマウントは嫌だ』
『後付けサドルマウントは銃番号見えなくなるしメンテナンス性が悪くなるから嫌だ』
『ドットサイトのせたいけどレシーバーに穴を開けてマウントベース付けるのが嫌だ』
『マウントベースを付けるとリブを使ってクレー射撃ができないから嫌だ』
などなど猟銃に光学照準器を付けるにあたり悩んでいる人は多いと思いますが。
恐らくこの方法で取り付ければその悩みは解決すると思います!※オーソドックスな自動銃やレピーターには幅広く対応していますが、上下二連には対応していません。
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GROOVEマウント

ベレッタ独自規格のマウントシステムで
専用マウントベースをのせるためにレシーバーに11mm程度のミゾが掘られています。11mmなのでエアライフル用のダブテイルリングや変換アダプターを使用すればベレッタの専用マウントベースを使用しなくても光学照準器のせることができます。
後施工GROOVE
このGROOVEマウントシステムは
後施工が可能です。吉田銃器さんに依頼するとGROOVEをレシーバーに掘ってくれます。(料金や流れは下記参照) ベネリM2コンフォーテックにもGROOVEはついていませんでしたが掘っていただきました。
どんな人にオススメ?
・猟銃にドットサイトをのせたい⇒ライフルサイトと違って単純にドットをターゲットにあわせるだけなので狩猟で使用している人は多いですね。ぼくもベネリM2にのせて使ってますが、近距離で走るシカだけではなくドットが小さいモデルなら50m先にいるシカのバイタルも狙いやすいです。
・レシーバーに穴をあけたくないこれで躊躇している人がそこそこいるのではないでしょうか?レシーバーに20mmマウントベースをネジで直付けするのも人気ですが、穴をあけるのがどうしても嫌という人がいます。またレミントンM870のようなスチール製レシーバーやVERSAMAXのような最初からネジ穴が切ってあるレシーバーと違って薄いアルミ製レシーバーは強度が確保できないのであまりオススメされません。ぼくが掘ってもらったベネリM2も薄いアルミレシーバーなので穴をあけてマウントベースを取り付けることはどこで聞いても「やめておいた方がいいよ」と言われました。構造上穴を掘ってマウントベースを取り付けることができない銃をお持ちな方にもオススメです。
・シーズンオフはリブ銃身でクレー射撃をしたい通常ネジで直付けするマウントベースはネジのネジロック材に加えて、エポキシ樹脂系の強力接着剤で接着する人が多いです。それは接着剤で補強しておかないと最悪の場合スラッグの強烈な反動でネジが折れてしまいのせている光学がベースごと飛んでいってしまうかもしれないからです。マウントベースを接着している以上は簡単につけたり外したりができません。「猟期が終わったからクレー射撃するか」と思ってもベースが邪魔でリブサイトを使用することができませんよね。しかしGROOVEにドットサイトをのせる方法なら20mmレイルマウントベースが接着されているわけではないので猟期が終わったらドットサイトを外すだけでリブサイトを使用することができます。猟期はドットサイト、シーズンオフはクレー射撃が容易になります。
施工費用と取付までの流れについて
Groove施工料 12000円(税別) となっています。ただこのレイルだけではドットサイトをのせることができません。ハンターのAさんが自分の持っている自動銃にドットサイトをのせるまでの流れを書き出してみました。
1.吉田銃器さんに自動銃を持ち込んでGROOVE施工をお願いする。
2.GROOVEが掘られた銃を受け取る
3.ドットサイトを選ぶ。今回選ぶのはHOLOSUN HS403B
4.20mmレイル対応のドットサイトをのせる為に必要な変換アダプターを購入
5.銃に取り付ける。HS403Bは水平や芯出しする必要がなく取付が簡単
6.僅かにサイトが高くなるのでストックを上げてほお付け位置を調整する
7.完成
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ちょっと気になるコト
重量級の光学照準器はのせない方がいいかもしれません。というのもGROOVEは11mmレイルと同等です。昨今の装薬銃は20mmのウィーバーレイルやピカティニーレイルが主流で、11mmダブテイルはエアライフルや22口径ライフル等でメジャーな規格です。専門家ではないですし、はっきりした根拠はなくテキトーなコトを言いますが、銃という広いジャンルの中でも12番スラッグは反動が強い部類ですのでエアライフルで使用されているレイル同等のGROOVEには30mmスコープのようなリングと合わせて500グラムを超える重いスコープはのせない方がいいのかもしれないと思いました。のせるならドクターサイトやT-1クローンサイト、30mmチューブドットサイトくらいにしておいた方がいいかもですね。
201908追記
VORTEX STRIKE EAGLE 1-8x24 を載せて撃ってきました。

50m レスト 狙点センター 5発

特に問題はなさそうです。狩猟に持っていくのが楽しみですね。
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UTG変換アダプターの信頼性について
構造はいたってシンプルです。これが原因でゼロインが狂いそうな印象はありませんね。ベレッタA400やアウトランダーなど最初からGROOVEがある自動銃ならこの変換アダプターを買うだけで20mmレイル対応のドットサイトをポン付けすることができます。
控えめにいって素晴らしいサービス
穴も空けない、接着剤も使わない、サイトも低くつけられる、サイトを外せばリブサイト。エアライフルで使用されているダブテイルと同等なので、反動の強いスラッグガンには重量級光学照準器はのせない方がいいとは思いますが、ドクターサイト、エイムポイントT-1のような軽量なドットサイトや30mmチューブのサイトロンSD/MDシリーズとの相性は抜群にいいですね。レシーバーとバレルのガタが少ないスラッグの命中精度の高い自動銃やレピーターなら軽量な1インチスコープをのせて使ってもいいでしょう。吉田銃器さんのGROOVE施工は猟銃に光学照準器をのせたいと思っている人には超オススメです!もっと広まってほしいと思いますし、迷っているならちょっと電話で相談してみるといいと思いますよ!


ベネリM2にドクターサイトをのせて3発、3発と2回フロントレストで撃ったターゲットです。50mですがこれくらいに纏まりました。ここまで纏まるなら1インチショートスコープをのせて運用しても十分使えるでしょうね。
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