自動銃
ボルトアクション銃
スライドアクション銃
徹底比較!

せっかく3種類の銃を持っているのに今まで比較していませんでしたね…
「猟銃はどれがいいのかな…」
「オススメ 猟銃 でググってもよくわからないや」
「メリット・デメリットが知りたいな」
「大雑把なことはわかるけど、詳しいことわからない」いろいろ思っている狩猟者は多いのではないでしょうか?少しでも参考になればと思います。
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使ったことがある銃
ボルトアクション銃ミロクMSS-20
サベージM210
自動銃ベネリM1(海外)
ベネリM2コンフォーテック
ベネリM4ピストルグリップ(海外)
Tomahawk(海外)
レミントンM1100LT-20
スライドアクション銃レミントンM870ウィングマスター(70年製)
まずはじめに
銃、猟銃の比較というのは難しいものなんですよね。撃つまでのプロセス、操作性、何を撃つか?どんな時に撃つか?何が求められているのか?
プリウス、ランドクルーザー、スープラどれが1番優れているか?といわれても困惑してしまいますよね?
燃費ならプリウス
悪路の走破性ならランドクルーザー
サーキットを
速く走るならスープラとなるでしょう。
どこを走るか、何を求めるかで「1番」というのは変わってきます。今回の比較では
「内地でニホンジカをメインで狙い鳥やウサギも撃つ狩猟」に限って話を進めていこうと思います。
何を比較するか
猟銃は一言二言で優劣はつけられません。
「連射できるから自動銃が1番」
「シカを撃つならボルトのハーフライフル以外ありえない」
「スライドアクションは扱いが難しく初心者向けじゃない」こんな表面的な話だけではなくもっと深堀していきます。
ざっと考えてみただけでも比較する要素はこれだけありました。・装填脱包・カットオフ
・ランニングコスト:狩猟
・ランニングコスト:ゼロイン&練習
・重量
・取り回し
・拡張性
・替え銃身
・光学機
・反動
・スラッグ命中精度
・有効射程
・連射性
・トリガー
・安全装置
・信頼性
・メンテナンス性
・残弾ゼロから1発目を撃つまでの時間
・薬室カラ、マガジン2発から撃つまでの時間
・フルロードからの撃つまでの時間
・20m以下の走るシカ
・40~60mの木化けシカ
・70~100mの木化けシカ
・100m~150mの見通しの良い原っぱにいるシカ
・150m~200mの見通しの良い原っぱにいるシカ
・枝にとまったヒヨドリ・キジバト
・飛び出したヤマドリ
・移動中のウサギ・アナグマ
・薬莢の回収率
印象ポイント
ぼくの偏見と文章化しにくい印象を「使いにくい~使いやすい」「イマイチ~好感的」を6段階で決めつけていきます。
印象ポイント「1」~「5」「5+」解説について
全て右利きの銃とする
この向きを
右側例:右側についているボルトハンドル

この向きを
左側例:左側からセイフティを押し込むとロックされる

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「装填脱包・カットオフ」
発砲する必要がない、明らかに発砲の可能性が低い場合は脱包しなければなりません。安全の為にも猟場では頻繁な脱包を求められますし、弾を抜いている時にバッタリ獲物に出会ってしまった時の為にもスムーズで素早い静かな装填を行う技術が求められます。
自動銃レミントンM1100M1100はシェルキャリアーに「キャリアリリース」というパーツがある。このキャリアリリースを押さなければシェルキャリアを開くことはできない。装填する際は実包でキャリアリリースを押さえるようにしてマガジンに実包を押し込む。これが地味にやりにくいのでマガジンへの装填は「やりやすい」とは言えない。別途スピードローダー(シェルキャリアに取り付ける長いベロのようなパーツ)を取り付けることでマガジンへの装填は改善される。
ボルトはベネリM2と比較してもずっと重く、多少引っかかりもあるので、スムーズに一定のチカラで引きにくい。
キャリアリリースはボルトリリースも兼ねたパーツであり、ホールドオープンされた状態でエジェクションポートから実包をいれ、キャリアリリースを押すとボルトが閉鎖する。この際に右手親指でボルトハンドルを押さえたまま中指でキャリアリリースをクイッと持ち上げるとゆっくりとボルトを閉鎖することができる。レシーバー側面にボルトリリースボタンが設けられた自動銃は片手でボルトハンドルを押さえて、もう片方の手でボルトリリースする必要があるが、シェルキャリアにキャリアリリース兼ボルトリリースを備えたM1100は
右手のみで「ゆっくりとボルトを閉鎖する」ことができる。しかし、自動銃の種類によっては「ボルトリリースボタンを押す」という作業を省略できる自動銃もあるので(後述)その作業を省略できない自動銃と比べると「マシ」な程度。
脱包はボルトを3回引くことでボト、ボト、ボトと地面に実包が落ちる。マガジンから弾を抜く際はボルトハンドルがある面のレシーバー内側にある「ラッチ」を深く押し込むことでマガジン内の弾を抜くことができる。ラッチは右面裏側(M870とは逆の位置)にあるので操作が若干やりにくい。マガジンから弾が飛び出す前にシェルキャリアが戻ってしまうこともあり、ダブルフィードジャムを起こしてしまう
カットオフは備えていないが、薬室からのみ弾を抜くことも可能。ボルトを90%引いて開くと実包が取り出せるが、完全に引き切るとマガジン内の弾がキャリアに飛び出してくるので慎重に行う必要がある。M1100のボルトは滑らかとは言えず、かなり重いので薬室からのみ実包を抜く作業はあまり実用的とは言えない。
マガジンへの装填⇒キャリアリリースの操作が余分にある。
脱包⇒薬室からのみ抜く、マガジンから抜くのもイマイチやりにくい
印象ポイント「1」
装填、脱包、マガジンからの脱包
1:17~弾がマガジンから出る前にシェルキャリアが戻ってしまい閉じたボルトの下に弾がある状態。この時に薬室に弾があるとなかなか弾が取り出せない
1:30~ ダブルフィードジャムの状態
ベネリM2M2はレシーバーにボルトリリースボタンがあり、「ボルトリリースボタンを押す」作業を省略できる自動銃。
M1100よりもマガジンへの装填はスムーズで、ボルトも軽くて非常に操作しやすい。しかしM2は「常時カットオフ」が掛かっているような銃で装填こそやりやすいが、
脱包の行程が多く若干メンドクサイ。薬室からのみ弾を抜くのは簡単でもマガジンから弾を抜くは行程が多い。説明すると長くなるので
「ベネリM2を使ってみて」参照のことマガジンから弾を抜く操作も「ラッチ」が小さくて硬く押しづらい、抜けないことはないが実用的とはいないレベル。
装填は非常に楽で簡単だがマガジンから抜く行程が多く面倒くさいのでやや減
印象ポイント「4」
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ボルトアクション銃ミロクMSS-20ボルトを開いてローディングポートに実包をコロンと入れて閉じるだけなので装填は行いやすい。サベージM210と違って左側がガッポリ開いていないので勢いよく放り込んでも弾が反対側にポロリする心配もない。
MSS-20の薬室は非常にタイトに作られているので稀に実包のロンデル(金属部分)が薬室に引っかかり、指先がサカムケするように変形してしまうことがある。
マガジンも含めて2発装填する場合はややコツがいりますが慣れれば素早く行うことができる。
説明参考:「山のクジラを獲りたくて:MSS-20:弾倉を開けずに装填する方法を教わりました」脱包
弾が排出される直前までボルトを下げて実包をつまみ出せば右手のみで脱包作業はできる。
一応マガジンは取り出せるが、実用性はなし
装填は非常に楽で簡単、脱包も難しくない。全体的に操作性が良く素直でクセがない。
印象ポイント「5」サベージM210操作に関してはMSS-20とほぼ同じだが、ローディングポートが広く、さらに2ピースマウントなら操作性はさらに向上する。
装填、脱包に関しては素早くスムーズに行える。ローディングポートに左側からでもアクセスできるのでMSS-20や現行型M212以上に操作しやすい。
ただM210は作りが兎に角「粗い」パーツのすり合わせがイマイチ、引っ張り出したボルトは「これで大丈夫なの?」と思えるほどガタガタ スライドさせるにも引っ掛かりというか摩擦を感じる。MSS-20は滑るように動いてくれるので同じボルトアクション銃でもここまで違うのかとそのギャップには驚いた。操作性気持ち減
M210は"クセ"の強いボルトアクション銃 「ジャムりやすい操作」を理解しておく必要がある
カラダが覚えるまで意識して「ジャムりやすい操作」をしないようにしなければ猟場で困らされることが多くなる
それについては「信頼性」で別途深堀していく
印象ポイント「4」
マガジンの装弾数は2発なので撃つ直前にマガジンから薬室に弾を移動させて、撃たなければ薬室から再度マガジンに戻すような
こともやろうと思えば簡単にできる。
スライドアクション銃レミントンM870ローディングポートからの装填はスムーズに行えて、薬室への直接装填も簡単に行える。自動銃と違ってスライドアクション銃にはボルトを下げてもスプリングのテンションが掛かっていないので簡単で確実。
脱包
M1100とは逆面、エジェクションポートがない面の内側に「ラッチ」がある。ラッチは大きく作業用手袋をしていても操作しやすい。ただこれはM1100も同じだが、ラッチを押しただけで実包が飛び出してくることもあれば、「ポツッ」と音がするだけで出てこないことがある。そういう時は実包の底を外側に向かってスライドさせるようにチカラを加えれば取り出すことができる。やや慣れはいるがコツをつかめば簡単にできる。
カットオフ機構こそないが、ボルトを4/5程度開けば薬室からのみ弾を抜くことができる。この作業は意外に精密さは要求されず相当荒く雑に行わない限り失敗することはない。M870を使う上では慣れておきたい操作の1つ。
「カットオフボタンを操作する」行程がないので恐らくベネリノヴァよりも素早く行える。
装填、脱包は不満ゼロ。個人的には上記ボルトアクション銃よりも操作性は上
印象ポイント「5+」エジェクションポートを持たないスライドアクション銃についてイサカM37やブローニングBPSのようなローディングポートとエジェクションポートが同じひとつの穴のスライドアクション銃は使用したことがないので操作性についてはわからないので完全に偏見でモノを言わせてもらうと薬室への直接装填、スラッグ⇔散弾の切替などの操作はエジェクションポートを持つスライドアクション銃に比べて良いとは思えない。
昨今のM870エキスプレスについて人気になって量産されると作りが粗くなるのは工業製品あるあるのようで、昨今のM870エキスプレスも一部で評判が悪い
手に取って触ったことがあるわけではないのでわからないが…
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まとめM1100は他の銃と比べて操作が難しい、薬室からの装填、マガジンへの装填どちらもイマイチ
ベネリ、ボルトアクション、M870は1発装填のみで考えるならどれも同じくらいのスピードで行えるがボルトアクション銃はボルトの前後操作に加えてボルトハンドルを持ち上げる、下ろすアクションが増えるので僅かに遅れる。
MSS-20は勢いよくローディングポートから弾を放り込んでも左側から弾ポロリする心配がない分、確実性とスピードはサベージM210より上か? ただロンデルが薬室に引っかかることがまれにあるのでできれば弾を薬室にスポンと押し込んでからボルトを閉鎖したいところ。
ベネリはボルトリリースボタンを省略できるので1発目は早いがコツが必要、咄嗟にできなかった場合はボルトリリースボタンの操作に移行するので遅れてしまう。
M870は撃鉄を起こしているとアクションバーロックの操作が必要になってくるが、撃鉄を倒しておけば省略できるので早くなる。
↓↓海外での射撃
動画では「ボルトリリースボタンを省略」して装填しているが、ベネリよりも操作にクセがありやや遅れている。
M870はエジェクションポートに放り込んだらフォアエンドを前進させると同時に据銃が可能なので行程も少なく素早くスムーズに行える。
金属音、シルエット、薬室スラッグ⇔散弾の交換
目の前に獲物がいる時、可能な限り抑えたい装填時の金属音、さらにシカから見てこちらのシルエットが大きく変化しないようにすることが求められる。大きな音や大きな動作があってはシカに気取られやすい。
泥が入らないように移動中はボルトは閉鎖した状態とし、ばったりとシカやイノシシと遭遇してしまった。もしくは散弾を装填してヒヨドリを待っていたところ、突然シカが尾根を超えてやってきた場合など散弾⇒スラッグへの切り替えが求められる状況を想定する。
自動銃、ボルトアクション銃、スライドアクション銃はどれもマガジンから弾が上がってくる際に大きな音が出るので薬室への直接装填1発、もしくはスラッグ⇔散弾への切り替えについて書き出す
M1100 ボルトが硬く、操作性が悪いので音を立てしまいがち
弾の切替はマガジンに弾が入っていた場合ボルトを2回引く動作があるのでシルエットの変化は大きく時間も掛かる。時間を掛け過ぎていては逃げられてしまうかも
ただ閉鎖する時は意外と静か、ベネリと違って閉鎖不良も起こりにくそう。
印象ポイント「3」
ベネリM2ボルト開閉はM1100より静かで大きな金属音を立てない。常時カットオフで弾が上がってくることもないので弾の切替も簡単で確実、完全にボルトを引き切って弾を取り出し、ほんの少し前進させるとシェルキャリアが持ち上がる、その状態でもう一度ボルトを引き切るとボルトが開いた状態で引っかかる。この状態でエジェクションポートから弾を押し込むとシェルキャリアが下がり、それに連動してボルトが閉鎖さされる。掌で押さえるようにゆっくり確実に閉鎖ができて且つ、ボルトリリースボタンの操作を省略できるので素早く、1発目の装填、弾の交換が可能。
弾の切替も上記作業を行えばマガジンに弾が入っていてもボルトを1回引くだけでできる。ただしあくまでボルトは引っかかっているだけなので下手に振動をあたえると外れて閉まるため注意が必要
シルエットの変化は少ない。余裕があれば据銃した状態で2発目3発目も静かに込められる
イナーシャボルトはゆっくり閉鎖するとローテーティングロッキングヘッドが回転しきれないことがあり、閉鎖不良に注意しなければならない。焦っているとそれに気づけず激発不良を起こす。
マガジンから弾を抜く音が非常に大きい「カシャ!」と森に響く とにかくこれがウルサイ
印象ポイント「3」ミロクMSS-20デコック状態、コックアンドロックでは音の大きさと行程が若干違う。
デコック状態ではボルトハンドルを持ち上げる際にコック音が出る。
コックアンドロック状態ならハンドルを持ち上げる時に音は立たない。ボルトの前後も静かでスムーズ、文句なし。
MSS-20はマガジンから弾が外れてエキストラクターにリムが噛む過程で大きめの金属音が出るので注意が必要。撃鉄を起こし、マガジンゼロ、薬室ゼロからの運用でかなり静かに装填作業ができる。胸に実包を装備していれば肘を脇から離さずに、装填作業が行えるのでシルエットはほぼ変わらない。ただしチューブマガジンと違って一度閉鎖すれば追加装填はできない(一応マガジンを外して行えるがやや操作が難しく閉鎖時の金属音が大きい)ので一撃必中が求められる。
シカだと思ってスラッグを装填して顔を出したらヤマドリだった場合、散弾への切り替えはM870よりやや難しめ、雑にやると弾が飛び出して行くので注意、マガジンに1発入っている状態での交換はM870やベネリよりずっとやりにくい。
印象ポイント「4」※MSS-20はサベージと違ってレシーバー側面のリリースレバーを押すだけでボルトが抜けてしまう。気付かないウチにボルトが開いて、いつのまにか抜け落ちていたなんてことを防ぐために薬室、マガジンが空でもセイフティを掛けて、コックアンドロック状態で移動することをオススメする
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サベージM210操作はほぼMSS-20と同じ。ボルトを前後させる際に金属がこすれるような音が若干でるが十分静か。ボルトハンドルを上下させる際に「カコカコ」とプラスチックがあたるような音がするが気にする程大きくもない。弾上がりの時に大きな音がでるのもMSS-20と同じだが、ローディングポートが広いので左手親指でマガジンから実包を滑らせるように薬室に押し込めば薬室ゼロ+マガジン2発の状態から気持ち静かに装填ができる。散弾への交換は薬室1発のみの場合は簡単。マガジンに2発ある場合でも左手親指で弾を押さえつけて散弾1発を薬室に挿し込めるのでMSS-20よりは楽に行える。
印象ポイント「4」レミントンM870フォアエンド、ボルトを後退させる際に金属をこする音が若干あるがそれでもとても静か。閉鎖する際もアクションバーロックと押さえたままでゆっくり閉鎖しないと「カチャ」と音が出てしまうので注意
装填や弾の切替作業は簡単で行程も少なく確実に行えて、失敗や誤動作の可能性も低い
シルエットもボルトアクション銃とほぼ同じで大きく変わらない
ベネリM2のスラッグ⇔散弾の作業は慎重に行わなければ引っ掛かりが外れて勢いよくボルトが閉鎖してしまう可能性があるがM870にはその心配はない
ボルトアクション銃と違って装填、据銃後でもマガジンに弾を込めることができるのも良い
マガジンから弾が上がってくる音は当然大きいのでシカを目の前にしてやるべきではない
印象ポイント「5」まとめ金属音は気を付けてゆっくりやれば静かに行える。音というよりも大切なのは作業行程が少なくて簡単なこと、シルエットが大きく変わらないことだと考える。ボルトアクションやスライドアクションと比べて自動銃はボルトにバネのテンションが掛かっているので操作性の面で劣る。練習を積んで銃のクセを理解しておかないと時間が掛かったり、シカに気取られてしまうだろう。
単独忍び猟メインの狩猟者の多くはボルトアクション銃を愛用しているが操作がシンプルで比較的静か
シカを睨んだまま、銃に目線を落とさずノールックでの装填作業にも慣れやすく、簡単で手間取らない
M870は音が出てしまう操作を行わないようにしておかなければならないが、それさえ気を付ければかなり抑えることができる
さらに余裕があれば2発目3発目をマガジンに押し込める
自動銃 ボルトアクション銃 スライドアクション銃 徹底比較
今回は「装填と脱包」に関わることだけを書き出した記事となりましたが…。たった「装填と脱包」だけで語ってもこれだけの情報量になってしまいます。それくらい簡単には比較できないんですよ。ヒトコトフタコトで銃なんて語れないんです。長くなりそうですが最後まで語りつくせたらと思いますし、猟銃選びで迷っている人の参考に少しでもなればと思います。
途中からもう何かいてるかわかんなくなりました…。わけわかんないところあると思いますが勘弁してください(
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