ホロサン HS406A


ハードケースに入ってます。
チューブ径:30mm
ドットサイズ:2MOA
光量調節:12段階(NVモードあり)
使用バッテリー:CR2032
連続点灯:50000時間
オート電源OFF:8時間
防水性能:1m
Made in china
HS406Aのここがイイ!
30mmチューブドットサイト30mmチューブドットサイトの良いところは30mmスコープリングに対応していることですね。自分好みの高さやメーカーのリングを取り付けることができます。ご覧の通りAimpoint COMP M2のように1つのリングで取り付けるタイプで6ホールスコープリングまでは対応しています。スコープリングは
ミレット製タクティカルリングを取り付けました。
付属しているリングはAR-15等の直銃床向けのハイマウントリングだったので今回は不要ですね。
付属しているハイマウントリング
ただスコープリングLOWでは取り付けできない場合があります。それについては後述参照です。
バッテリースペースについて
バッテリースペースはサイトロンSD-30のようなチューブ側面ではなく、チューブ下部にあり、パソコンのディスクドライブのように真横にスライドさせて挿入します。フタ側にパッキンがあり2本のネジをトルクスレンチで締めたら準備完了です。バッテリースペースがチューブ側面に飛び出していないので比較的視界は広いですね。
バッテリーを本体に挿入する時に使う部品は予備が1つ付属しています。ありがたいです。
点灯スイッチについて
HS403A同様手袋をしていても簡単に操作することができます。
iPhoneのホームボタンのようなクリック感があるスイッチですね。1クリックでON 同時押しでOFFとなります。8時間で自動電源OFF、バッテリー寿命は光度にもよりますが、
最大で50000時間と低燃費です。
自動電源OFFを他のドットサイトと比較すると
HOLOSUN HS406A 自動電源OFF 8時間Burris FastFIREⅢ 自動電源OFF 6時間
東京スコープ XT-6 自動電源OFF 3時間
自動電源OFFはウッカリつけたままの時に助かりますね。8時間は早朝から行動開始して夕方に帰るにはちょうどいい時間設定です。
光量についてNVモードを含めて12段階ですが、最大光量を使うことはまずないでしょう。
真夏、快晴の空を見上げても十分視認できる光量はあります。また細かな調整ができるのでゼロインやターゲットが小さい場合でも対応し易いでしょう。NVモードは...使いませんねw
ドットサイズについて

HOLOSUN HS406A ドットサイズ:2MOA

サイトロン SD-30 ドットサイズ:5MOA
写真ではちょっとわかりにくいですが、実際に覗けばドットが小さいのがよくわかります!5MOAでも光量を下げればある程度狙えますがハンティングでは難しいですね。
2MOAドットは小さい部類です。サイトロンSD-30は5MOAドットなので半分以下のサイズですね。以前も書きましたが、5
MOAでは50m先10cm●や木化けシカを狙うのが非常に難しいためHS406Aの購入に至りました。他にドットサイズ2MOAのドットサイトは
VORTEX製SPARCⅡや
SIG ROMEOシリーズ等いろいろありますね。 もっと小さいドットサイトをお求めでしたら、
トリジコン製 RMR RM09は1MOAドットですね。
ホロサイトもサークル内の中心は1MOAです。
実銃(スラッグ)対応について
HOLOSUNの公式ページによるとショットガンには対応しているようです。
1000Gの耐Gテストの実施、12ゲージ 3.5インチチャンバーのレピーターショットガン モスバーグM835 Ulti-Magを使用しての3.5インチターキーロード(七面鳥狩り用の散弾?)の着弾テストを行っているようですね。
HOLOSUN自体は中国生産ですが、メーカーがここまでテストをやっているのはユーザーとして安心感がありますね。(検品は無作為抽出かもしれませんが...)
公式ページの説明はこちら実銃対応...について補足
例えばサイトロン製スコープにはマグナムやスラッグに対応していないものがありますし、ブッシュネルバナーやAR Opticsシリーズは22口径リムファイアーや小口径高速弾等の比較的リコイルの小さいライフルにしか対応していないようですね。
実銃対応というのは、対応しているのが22LRであっても...実銃対応となるわけです。とは言っても「ショットガンだけど普通に使えてるよ」と言う意見もあり、使用頻度にもよると思います。ドットが点灯しなくなる、調整ノブを回しても反応がない等の明らかにわかる不具合が出ればいいのですが、撃ったらレティクルが移動する、着弾がズレる等は高精度のスコープサイターや着弾のズレに気付けるレベルの"銃と腕"が必要になるわけですね。ぼくにはそんな腕はまだありません。スムースボアスラッグの着弾もアバウトなところがあり判断が難しくあります。そういう脆弱シューターなのでメーカーの実施している試験や「撃っても大丈夫ですよ!」という回答があると気持ち安心できるわけですね(ダマされているかもだけど...) また先人シューターの「○○のスコープ使ってたけどスラッグ撃ったら壊れたwww」「調整ノブ回しても空回りするwww」といった経験談はかなり参考になっています。
HS403Aとの違いについて
実はAimpoint T1スタイルのHS403Aも所有しております。
どうしてHS406A買ったのか?それはHS403Aが
独自規格のマウントだったからです...。
バッテリーが切れた場合..HS403Aは構造上、
銃からドットサイトを外してさらに本体からマウントを外さないとバッテリーが交換できないのです。さらにHS403Aは小さなトルクスレンチ1本で取り付けです..。最悪なのはメーカーがマウントのみの販売を行っていないということで...
つまりネジ切ったらオシマイです。ドットサイトも1度バラしてしまえば再ゼロインの必要があります。面倒極まりないわけですね。
HS403
"G"は
Aimpint T1マウントと互換性がありサードパーティ製マウントが豊富なワケですがちょっと高いです...。
HS406Aは運よくAmazonで安売りしていました。
なんと19800円!!!Amazon us では$199で売られているので海外市場とほぼ同じ価格設定ですね。脱落防止ワイヤー付き調整ノブカバーについて
うーん ありがたいです。ノブカバーを外した後、
無意識に変なところに置いたり、誤って草むらで落としたら最悪です。これはワイヤーで本体と繋がっているので紛失することはありません。また外しにくいというわけでもないです。こういう気遣いはいいですね。
バトラーキャップについて
バトラーキャップを閉じた状態

バトラーキャップを開いた状態
HS406Aにはフリップアップ式バトラーキャップが標準装備されています。
このバトラーキャップは開くと
内側にかなり深く倒れてくれるので比較的視界が広くサイトピクチャーを崩しません。悪くないですね。
HS406Aのここがダメ!!
HS406Aはバッテリースペースは本体下部にあります。これが何を意味するかというと...
低いスコープリングではドットサイトのバッテリースペースと銃のマウントベースが干渉して取り付けることができません。 どのメーカーでもLOWはダメでしょうね。MIDクラスのちょい高めが必要になります。
ただ...!
カンチレバーバレルならスコープリングLOWで取り付け可能!!つまり

こうじゃ!!!いけた!! スコープリングLOWでもいけた!!ドットサイト自体250g程度と30mmスコープほど重くなく、ハスティングバレルはマウントもスチール製ですし運用上問題はないでしょう。カンチレバーなら取り付けはなんとかできましたが..
.サドルマウントやレシーバー直付マウントでは取り付け不可と考えていた方がいいでしょう。んー いい感じですね!
スペックも値段もヨシです!
あとは運用ですね!はやくゼロインして山に行きたいです!
曲がりなりにもレビューだったし、幾分か参考になったと思われたらポチっとお願いします。
↓↓↓
にほんブログ村↑↑↑
- 関連記事
-