VORTEX製 8x36 単眼鏡 "SOLO" を使って見て

ここのところずっと双眼鏡でしたが、ハンター1年目以来の単眼鏡です。
正規販売店で購入
14800円+送料基本スペック(公式ページより)
Magnification 8 x
Objective Lens Diameter 36 mm
Eye Relief 18 mm
Exit Pupil 4.5 mm
Linear Field of View 393 feet/1000 yards
Angular Field of View 7.5 degrees
Close Focus 16.4 feet
Length 4.9 inches
Width 2.6 inches
Hand Grip Width 2 inches
Weight 9.7 ounces
詳細・仕様(Amazonより)
ユーティリティークリップが付属
窒素ガス封入で防水性の確保と曇りを防止します
倍率:8倍
対物レンズ有効径:36mm
明るさ:20.2
実視界:7.5°
レンズコート:フルマルチコート
アイレリーフ:18mm
ひとみ径:4.5mm
1000ヤード先視界:120m
最短合焦距離:約5m
完全防水
サイズ:約60x55x124mm
重量:約275g
付属品:ソフトケース、ストラップ、国内保証書
ここがイイ!大口径 対物36mm 明るくて見やすいです。
倍率は8倍、ハンティングのスタイルによっては低いと考えられる人もいると思いますが、杉山の索敵にはちょうどいい倍率かと思います。木に止まった鳥や50m先のシカに1発で合わせるのも難しくありません。

裸眼

覗いたらこんな感じです。
コーワ SV25-8 双眼鏡とレンズを比べてみます。

対物レンズ比較 コーワ SV25-8 と VORTEX SOLO

接眼レンズ比較 コーワ SV25-8 と VORTEX SOLO
携行性とアクセスに優れたユーティリティクリップ単眼鏡では珍しくベルトクリップのようなものがついています。

金属製です。
さて、このユーティリティクリップをどう使うかといいますと


このようにバックパックのチェストハーネス(ホールドベルト)につけます。
首からさげるとどうしてもブラブラするので邪魔に感じますが、チェストハーネスにつけることで、走ったりしても外れず安定しています。ヤブに突入する際も引っかかって邪魔にもなりにくいでしょう。
単眼鏡を使う時はそのまま真上に引っ張ると外れます。ストラップで首からかけていれば緊急時でも手を離せばいいだけなのでチェストハーネスに挿す時間を短縮できますね。
銃を素早く構える為にもストラップの併用は必須です。
重量300g以下その重量
275g コーワ YF-30 約475g

コーワ SV25-8 約260g

ということなので、25口径のコンパクトな双眼鏡同等の重さです。
軽いは正義!!
サングラスと併用できるロングアイレリーフアイリリーフは
18mm メガネやサングラスと併用することが可能な長さですね。接眼レンズはターンスライド式キャップなので左に回すとキャップが延びます。メガネやサングラスをかけている場合はキャップを伸ばさなければそのまま使えますね。

左に回して延びた上体

右に回すと元にもどります。
またこのターンスライド式キャップには便利な使い方がありまして。キャップを伸ばした状態でスマホのカメラを押し当てると簡単に撮影することができます。SOLOは接眼レンズが大きいのでシビアな位置調整をしなくてもスマホカメラで覗くことができるのでちょっと倍率を上げて写真を撮りたい場合に使えるでしょう。
ただ...このターンスライド式キャップは
繊細な作りです...。同社の8x36単眼鏡タクティカルモデルにはターンスライド式キャップは採用されていません。
ここがダメ!ターンスライド式キャップが繊細このキャップは
砂等の汚れに非常に弱く、砂が入ると動きがかなり渋くなってしまいます。左に回して延長する際に、動きが渋いとキャップ全体が締められてしまいます。
するとピント調整リングがキャップで締められてしまいピント調整リングの動きが渋くなってしまいます。最悪全く動かなくなってしまうほどです...。 ぼくの個体は左回りに締めすぎてしまい、ピント調整リングが動かなくなってしまった為、力をいれて右に回したところネジロックが外れてキャップ自体がくるくると回りはじめてしまいました。
右に回すとだんだんとキャップ全体が緩んでいんでいきます。
回しすぎるとゆるゆるになってきて脱落の可能性が高くなるのです。
これが結構なクセもの...。
砂等が詰ってキャップの動きが渋くなってきた場合
・左に回しすぎるとピント調整リングの動きが渋くなる。⇒使用頻度が高いと徐々に締まっていきます。
・右に回しすぎるとキャップが脱落する可能性がある。(ネジロックを切らないように注意)
正直言うと、
アウトドアで酷使されるならターンスライド式キャップは使わない方がいいかもしれませんね...。タクティカルモデルに採用されていない理由はこれかもしれません。
片手でピント操作できない
ピント調整リングはこの位置です。
さらにちょっと固めなので両手で操作する必要があります。右手で保持する場合は左手で調整、左手で保持する場合右手で調整です。
ただSOLOはピントが合う範囲が広いです。ピント調理リングをめいいっぱい近距離であわせておくと杉山の狭い視界なら調整の必要はありませんでした。
携行性を優先された結果なのかもしれません。

この形状なら片手操作がラクなんですが...。
一日だけフィールドで使ってきました。悪くないですね。
双眼鏡に慣れているので、単眼鏡に慣れる必要があります。
右目で覗きながら左手で左目を覆うようにして使うと違和感なく使えました。
ターンスライド式キャップはもう使うことはないでしょう...。
というかほとんど壊れてしまいました...。モノはいいのに残念です。
まぁ前使っていたコーワの双眼鏡なんて完全に外れてしまっていましたが...w
ぼくはユーティリティクリップが使いたくてこの単眼鏡を選びましたが、別にクリップなんてなくてもいいと言う人はもっと安い単眼鏡を使われてもいいかもしれませんね。
↓こちらをチェックしてみてください。
双眼鏡が壊れたので新しいのを...良さげな大口径単眼鏡をピックアップしています。
「ここの写真がみたい!」「これどうなってんの?」
などなど質問があればコメント欄にどうぞ 写真アップします!
↓↓モチベーション向上の為、ポチっとお願いします。
にほんブログ村
- 関連記事
-