ハンティングにおける"軽アイゼン"という選択

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ぼくは雪のない山でも軽アイゼンを使用しています。
通常は雪山で使用するものですが便利な点もあるので紹介します。

あ...あらかじめ伝えておきます....。
「単独忍び猟以外ではデメリットが多いです」

その理由として....
・アクセルが踏めない
・フラットな林道や舗装路が歩きにくい
⇒流し猟や巻き狩などの頻繁に車で移動する猟に向いていません。

軽アイゼンは「獣道や不整地、急な斜面を一日中歩き回る」単独忍び猟向けの装備です。


■軽アイゼンという選択
いつもいく山は草がほとんど生えていないキツイ傾斜の斜面が多いです。その地面は表面がふわふわした土で覆われ、そのすぐ下が固い粘土質になっていることが多いですね。ビブラムソールや林業用スパイク長靴が目詰まりしてしまい滑りやすくなってしまいます。
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杉が濃いためか?シカが食べてしまうのか?草がほとんど生えていない地面は不安定

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常葉樹がまばらに生える急斜面.....つかまれるものは少ない 雨の後は特に注意が必要です。


そこで考えたのが軽アイゼンという選択です。

数年前からいろいろな軽アイゼンを使いました。アイゼンだけで6~7種類使ってきました。ぼくのオススメは本格冬山登山用の8本~12本以上の本格アイゼンではなく夏残雪地や低山トレッキング用2本~6本ツメ軽アイゼンです。その中でもオススメのものを紹介します。




■オススメの軽アイゼン

モンベル スノースパイク6(バンドタイプ)
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マウンテンダックス 6本爪アイゼン
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■この2種類がオススメな理由

>>アジャスタブルではない
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スノースパイク6クイックフィット
軽アイゼンにはブーツのサイズに合わせて幅を調整できるようになっているものがあります。このネジはだいたいは六角レンチで固定されていますが、メンテナンスを怠るとネジが緩んでしまいます。(これが緩むと簡単に外れてしまう)このメンテナンスというのがぼくにとって面倒でしかたありませんでした。雪を歩き回る分はいいのでしょうが、泥の上を歩き回ると調整するネジが完全に詰まってしまいネジ穴からガチガチに固まった土や砂をかきださないと調整できません。猟場でこれが緩むと使い物にならなくなってしまいます。



>>ナイロンバンドタイプである
スノースパイク6クイックフィットのようなラチェット式バンドは装着が簡単で便利ですが、ラチェットに泥や雪が詰まると外れやすくなったりすることがあり、個人的にあまり印象がよくないというだけです。ナイロンバンド式は泥や雪でも緩みにくい印象ですね。
ラチェット式はナイロンバンド式と比べて嵩張るため携行性にかけます。ちょっと外したい時や、ある程度登ってから装着したい場合など不便に感じることがありました。またナイロンバンドは切れても同等のナイロンバンドで修理が簡単にできるのも好きな理由だったりしますね。




>>トラバースに強い

スノースパイク6ナイロンバンドとマウンテンダックス6本爪はトラバースに強くバンドが切れでもしない限り外れることはないでしょう。チェーンスパイクや4本爪アイゼンも使いましたが、急なトラバースを移動したり、急斜面を下っているといつのまにかブーツの側面に移動してしまったり、外れて紛失してしまうことがありました。特にラバーバンドのチェーンスパイクはトラバースに弱くいつのまにか無くなっていた...そんなことがありましたねタカカッタノニ



>>歩きやすい6本爪
雪のない地面で使えるのは6本程度までです...。12本アイゼンなどは裾や木の根などに引っかかりやすくてかなり気を使ってあるかないといけません。はっきり言うと危険です。





■歩きやすさについて

>>フラットな林道や舗装路
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意味が全くありません。巻き狩や流し猟で林道を歩くことが多いならデメリットばかりです。
間伐地や原野を移動することが多いハンターにも全く向いていません。



>>ガレ場
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ブーツや長靴でも歩きにくいですが、アイゼンでも同じように歩きにくいです。「ガリガリ」と金属が擦れる音が出ます。




>>土や葉っぱの地面
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基本的にやわらかい地面なら付けているというのを忘れるくらいストレスはありません。走ることも可能です(サバイバルゲームで使用しました) どんな傾斜でも安定して歩くことができます。




>>コケの生した倒木
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朽木にアイゼンが刺さるので滑りにくいです。

「なんだよ...あんまりメリットないじゃん...。」
はい、その通りです。しかし、デメリットなんて吹き飛ばす大きな強み!
圧倒的グリップ力!!
ソールやスパイクが目詰まりしてズルズルと滑るような土質の斜面をぐんぐん登っていくことができます。まるでアンカーを地面に打ちながら歩いているようです。このズルズルと滑るのに対してバランスをとろうと力をいれるのは意外と筋肉を使い疲れさせてくれます。また単独忍び猟では足場の悪い急斜面や不安定な姿勢で射撃を強いられる場面が多いです。アイゼンを地面に打ちつけることで安定した据銃を助けてくれます。






■スパイク長靴じゃダメなの?
うーん...ぼくはあまり好きではありません...。 その理由として
・透湿性皆無、蒸れが酷い
・ソールが柔らかいので疲れやすい
・靴ヒモで固定されないので長靴の中で足が滑って疲れやすい(一応ソールやバンドで対策はできます)
・目詰まりしたら滑る
・ガレ場ではアイゼンと同じようにうるさい
マジカルフォレスターというスパイクブーツも一時期は使っていましたが、防水性も皆無なのであっという間に靴下が湿って不快でした。ゴアテックス素材の凄さを実感しましたね。




■軽アイゼンとは

「急斜面の多い山以外では不要です。」
フィールドによってはデメリットが多くつけないこともあります。

ただぼくは急斜面の多い山を好んでいくのでとても頼りにしています。地面に食いつくようなグリップ力はどんなソールやスパイクも遠く及びません。滑落し難いというのはソロハンターにとって大きなメリットでもりますね。スパイク長靴やトレッキングブーツのみに不満があるなら買ってみてはいかがですか?きっと満足できると思います。

え? 「歩く音がうるさくて逃げられるんじゃ?」
大丈夫です! ソースはリロ氏です!!



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20歳の冬に内地にて狩猟デビュー
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