スポンサーリンク

ハンティングにおける"軽アイゼン"という選択

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

ぼくは雪のない山でも軽アイゼンを使用しています。
通常は雪山で使用するものですが便利な点もあるので紹介します。

あ...あらかじめ伝えておきます....。
「単独忍び猟以外ではデメリットが多いです」

その理由として....
・アクセルが踏めない
・フラットな林道や舗装路が歩きにくい
⇒流し猟や巻き狩などの頻繁に車で移動する猟に向いていません。

軽アイゼンは「獣道や不整地、急な斜面を一日中歩き回る」単独忍び猟向けの装備です。


■軽アイゼンという選択
いつもいく山は草がほとんど生えていないキツイ傾斜の斜面が多いです。その地面は表面がふわふわした土で覆われ、そのすぐ下が固い粘土質になっていることが多いですね。ビブラムソールや林業用スパイク長靴が目詰まりしてしまい滑りやすくなってしまいます。
IMG_5639.jpg
杉が濃いためか?シカが食べてしまうのか?草がほとんど生えていない地面は不安定

IMG_5642.jpg
常葉樹がまばらに生える急斜面.....つかまれるものは少ない 雨の後は特に注意が必要です。


そこで考えたのが軽アイゼンという選択です。

数年前からいろいろな軽アイゼンを使いました。アイゼンだけで6~7種類使ってきました。ぼくのオススメは本格冬山登山用の8本~12本以上の本格アイゼンではなく夏残雪地や低山トレッキング用2本~6本ツメ軽アイゼンです。その中でもオススメのものを紹介します。




■オススメの軽アイゼン

モンベル スノースパイク6(バンドタイプ)
mblss6.jpg


マウンテンダックス 6本爪アイゼン
md6izn.jpg


■この2種類がオススメな理由

>>アジャスタブルではない
mbss6qfajstbl.jpg
スノースパイク6クイックフィット
軽アイゼンにはブーツのサイズに合わせて幅を調整できるようになっているものがあります。このネジはだいたいは六角レンチで固定されていますが、メンテナンスを怠るとネジが緩んでしまいます。(これが緩むと簡単に外れてしまう)このメンテナンスというのがぼくにとって面倒でしかたありませんでした。雪を歩き回る分はいいのでしょうが、泥の上を歩き回ると調整するネジが完全に詰まってしまいネジ穴からガチガチに固まった土や砂をかきださないと調整できません。猟場でこれが緩むと使い物にならなくなってしまいます。



>>ナイロンバンドタイプである
スノースパイク6クイックフィットのようなラチェット式バンドは装着が簡単で便利ですが、ラチェットに泥や雪が詰まると外れやすくなったりすることがあり、個人的にあまり印象がよくないというだけです。ナイロンバンド式は泥や雪でも緩みにくい印象ですね。
ラチェット式はナイロンバンド式と比べて嵩張るため携行性にかけます。ちょっと外したい時や、ある程度登ってから装着したい場合など不便に感じることがありました。またナイロンバンドは切れても同等のナイロンバンドで修理が簡単にできるのも好きな理由だったりしますね。




>>トラバースに強い

スノースパイク6ナイロンバンドとマウンテンダックス6本爪はトラバースに強くバンドが切れでもしない限り外れることはないでしょう。チェーンスパイクや4本爪アイゼンも使いましたが、急なトラバースを移動したり、急斜面を下っているといつのまにかブーツの側面に移動してしまったり、外れて紛失してしまうことがありました。特にラバーバンドのチェーンスパイクはトラバースに弱くいつのまにか無くなっていた...そんなことがありましたねタカカッタノニ



>>歩きやすい6本爪
雪のない地面で使えるのは6本程度までです...。12本アイゼンなどは裾や木の根などに引っかかりやすくてかなり気を使ってあるかないといけません。はっきり言うと危険です。





■歩きやすさについて

>>フラットな林道や舗装路
IMG_5691.jpg
意味が全くありません。巻き狩や流し猟で林道を歩くことが多いならデメリットばかりです。
間伐地や原野を移動することが多いハンターにも全く向いていません。



>>ガレ場
IMG_5640.jpg
ブーツや長靴でも歩きにくいですが、アイゼンでも同じように歩きにくいです。「ガリガリ」と金属が擦れる音が出ます。




>>土や葉っぱの地面
IMG_5638.jpg
基本的にやわらかい地面なら付けているというのを忘れるくらいストレスはありません。走ることも可能です(サバイバルゲームで使用しました) どんな傾斜でも安定して歩くことができます。




>>コケの生した倒木
IMG_5651.jpg
朽木にアイゼンが刺さるので滑りにくいです。

「なんだよ...あんまりメリットないじゃん...。」
はい、その通りです。しかし、デメリットなんて吹き飛ばす大きな強み!
圧倒的グリップ力!!
ソールやスパイクが目詰まりしてズルズルと滑るような土質の斜面をぐんぐん登っていくことができます。まるでアンカーを地面に打ちながら歩いているようです。このズルズルと滑るのに対してバランスをとろうと力をいれるのは意外と筋肉を使い疲れさせてくれます。また単独忍び猟では足場の悪い急斜面や不安定な姿勢で射撃を強いられる場面が多いです。アイゼンを地面に打ちつけることで安定した据銃を助けてくれます。






■スパイク長靴じゃダメなの?
うーん...ぼくはあまり好きではありません...。 その理由として
・透湿性皆無、蒸れが酷い
・ソールが柔らかいので疲れやすい
・靴ヒモで固定されないので長靴の中で足が滑って疲れやすい(一応ソールやバンドで対策はできます)
・目詰まりしたら滑る
・ガレ場ではアイゼンと同じようにうるさい
マジカルフォレスターというスパイクブーツも一時期は使っていましたが、防水性も皆無なのであっという間に靴下が湿って不快でした。ゴアテックス素材の凄さを実感しましたね。




■軽アイゼンとは

「急斜面の多い山以外では不要です。」
フィールドによってはデメリットが多くつけないこともあります。

ただぼくは急斜面の多い山を好んでいくのでとても頼りにしています。地面に食いつくようなグリップ力はどんなソールやスパイクも遠く及びません。滑落し難いというのはソロハンターにとって大きなメリットでもりますね。スパイク長靴やトレッキングブーツのみに不満があるなら買ってみてはいかがですか?きっと満足できると思います。

え? 「歩く音がうるさくて逃げられるんじゃ?」
大丈夫です! ソースはリロ氏です!!



「軽アイゼン....なるほどそういうチョイスもあるのか...。」と思ったらポチリ!!
↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

忍び猟Q&A 作りました。随時更新しています。
こちらからどうぞ。
関連記事

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ピックアップ

猟銃&実猟オススメ記事

最新記事

「狩猟の面白さ」それをリアルに伝えるには? Aug 20, 2019
命中精度比較 ライフルドチョークとシリンダーチョーク Aug 15, 2019
M870 M1100 お手軽オススメカスタム Aug 09, 2019
合法的に車載できる護身用アイテム Aug 08, 2019
リロ氏、東京にて迎撃される! Aug 07, 2019
はじめて獲った四つ足動物の話 Aug 06, 2019
SUP ダム湖デビュー! Aug 05, 2019
M870射撃用トリガーを買う! Aug 04, 2019
ウォータースポーツの季節到来 SUPデビュー Aug 03, 2019
狩猟に必要最低限な装備について Aug 02, 2019
サベージの新型スラッグガン…日本上陸! Jul 31, 2019
自動銃 ボルトアクション銃 スライドアクション銃 徹底比較! Jul 14, 2019

スポンサードリンク

人気記事ランキング

検索フォーム

カウンター

プロフィール

リロ氏

Author:リロ氏
【プロフィール】
平成生まれのゆとり世代
20歳の冬に内地にて狩猟デビュー
サラリーマンの週末ハンター
H30年度は単独忍び猟にてシカやイノシシ合計20頭以上捕獲

けもの道2019春号に載りました。


質問、コメントはTwitterのダイレクトメッセージを開放しているのでそちらからお願いします。↓↓
Twitter:リロ氏@ly_rone

※所持している銃について
部品交換取付及び改造は全て店に委託し、生活安全課にて適切に書換・変更を済ませてあります。バランサーエクステンションやストック等も全て銃砲店を通して合法・正規品を購入しております。