狩猟中に起こった危険な体験ベスト3




狩猟中に起こった危険な体験ベスト3


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車の運転でも、登山でも、釣りでもお外に出れば危険がいっぱい。今回はぼくが狩猟中に危険だと感じた瞬間について書き出してみました。








3位 カミナリ


これはもう4年程前の話です。林道から1時間以上山を登った先にある開けた尾根でヒヨドリを撃っていました。ある程度数を獲ったのでゆっくりしながらウトウトしていると「ゴロゴロ…」という音が聞こえます。飛行機か飛んでる音だと思いましたがその音は次第に大きくなっていきました。「まずいなカミナリか」ゆっくりと立ち上がり銃と装備の点検をしてその尾根から降りようとした瞬間、向かって正面の山に大きな稲妻が落ち、ほぼ同時に雷鳴が響きました。一瞬何も聞こえなくなり「ザァー」という音とともに聴力が戻ってきました。「血の気が引く音」を聞いたのは後にも先のもコレっきりであってほしいと思います。

銃を背中にたすき掛けし、メロスもビックリトレイルランのはじまりです。雨もだんだんと強くなっていきました。それはそうと後から知ったのですが、金属を持っているからと言って自分にカミナリが落ちてくる可能性が極端に高くなるわけではないそうです(開けた土地で行うゴルフや釣りはマジで落ちてくるらしいですが…)しかしそんなことを知りもしないぼくにとっては『銃=避雷針』そのものです。汗と雨でずぶ濡れになり、ゼーゼー息を切らして車のドアを閉めた時の安心感…忘れられません。この経験はまさにトラウマ、それ以降山でのカミナリが恐ろしくて仕方がありません。少し天気が悪い日は飛行機の「ゴー…」という音が聞えるだけでビクビクするようになってしまいました。


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2位 迫りくるイノシシ


「単独猟が特に危険なのではない」という記事でも取り上げた通り、遠くでノホホンとしている無警戒のイノシシを撃った後でこちらに襲い掛かってきたなんてことは一度もありません。しかしこの日は悪条件が揃ってしまいました。

一昨年の11月のことです。左右が崖のような急斜面、正面はゴツゴツしたガレ場の急斜面で湧き水が流れています。40m程上、左斜面の途中にイノシシがいました。スラッグ3発装填し狙いを定めて撃ち込みます。弾は左のお腹から入ってイノシシは湧き水の流れる沢に転げ落ちましたが、イノシシは立ち上がり走り始めます。左右はほとんどガケの急斜面に加えて、その沢は岩がゴツゴツして起伏の激しいガレ場です。つまり流しソーメンの様に逃げるにしてもこちらに向かってくるしかない状況を作ってしまいました。手負いのイノシシは沢に沿って下り、ぼくに走り寄ってきます。その時はなぜか落ち着いていて数メートル先、迫りくるイノシシの眉間にスラッグを撃ちこむことができました。「やったやった」と喜んではいましたが、後になって考えてみると外してたとしたらマズい状況でしたね。距離が確保されていて、開けている場所や他に逃げ道がある状況ならわざわざこっちに向かってくる可能性は低いですが、上記のような地形的に追い詰められた状況、ヤブで急に出会う、犬やセコなど自分以外に脅威がある、その脅威から逃げた先に自分がいる場合などはパニックになったイノシシからの攻撃を受けてしまうかもしれません。気を付けるべきですね。








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1位 落石


落石 最も気を付けるべきは落石だと思っています。

ケース1 弾に弾かれた岩
急斜面、撃ち上げでシカを撃った時です。外れたスラッグはバックストップに着弾しますが、弾が岩をハジいてしまいソフトボールよりも大きな2つの岩がピッチャーライナーよろしく急斜面を猛スピードで飛んできたことがありました。50m以上距離はありましたが、跳ねたのは2~3回程度だったのを覚えています。「オイ嘘だろっ!!」と洋画の日本語吹替版みたいなセリフと同時にまっすぐ飛んできている落石を避ける為に右に向かってヘッドスライディング。落石の1つはブーツの底をカスって行きました。


ケース2 急斜面に"のっているだけ"の岩
ぼくの行く山は兎に角急斜面が多く、大きな岩のように見えても土が少し被っただけで絶妙なバランスで保たれている岩がたまにあります。特に斜面を下るときに注意が必要です。体重を掛けたり、お尻をつくとグラっと地面が動いたように岩が転がり「おっと?」と足をつくと後ろから岩が背中に落ちてきます。この経験は2度しましたが、どちらも運よく足場が良く、バックパックがクッション代わりになってくれたので事なきを得ました。


ケース3 倒木に持ち上げられた岩
斜面の倒木は本当に要注意です。一見するとズッシリと安定しているような倒木につい手を掛けてしまいそうになりますが、手を一切触れないことをオススメします。なぜなら倒木の上にはその倒木でバランスが取れている岩があるかもしれないからです。倒木に手を掛けたり、くぐり抜けようとしてカラダがあたった瞬間、ほんの数メートル上からゴロリと大きな岩が転げ落ちてくることがあります。急斜面にある倒木に触らざるを得ない状況ではいつでも逃げられる準備をした上で何度か蹴っ飛ばしたりグラグラと動かしてから安全を確認した上で倒木をくぐり抜けたり、跨ぐことをオススメします。


ケース4 風化した岩
落石とは違いますがこれも多いですね。一見安定した1枚岩のように見えても岩がかなり風化している場合「パキッ」と音を立てて手で握っている部分が欠けてしまうことがあります。急斜面を登るために体重を掛けるとスポーンと抜けて非常に危険です。スポーンと抜けるという意味でいうなら立ち枯れした木にもご注意ください。斜面を移動する際に手でつかむ木には緑の葉がついているかを必ず確認し、いきなり全体重をかけないようにすべきです。半矢を追いかける際など注意力が散漫になっている時は一度冷静になって注意して追いかけましょう。

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落石マジヤバイみなさんもお気を付けください。
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